水陸之相
体赤。足六足。尾無。有脇紺青星紋。
呼び名などは添えられていません。
明の時代に描かれた水陸画(水陸会という法会につかわれるたくさんの仏を描いた画幅)の大威徳不動尊明王の画像のなかに描き込まれてたりします。
赤い色や姿勢、目の色ざしが似たものとして、『百鬼夜行絵巻』が仏画を通じて受けてた影響があったのかどうなのか注目できる存在です。
特に名称はないので「[虫+乍][虫+孟]」(ばった・いなご・こおろぎみたいな)姿の、などと漢語では示されたりしてます。2016年以後は「だっちょこおろぎ」と付したりもしてます。
"Suirikuga " Bao ning Si 15c
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