体黄。足四本爪三本。状如犬有耳尾。
田中訥言が『異形賀茂祭図巻』に描いているもので、頭の位置や目、尾などに共通性があり、土佐光信などによって『百鬼夜行絵巻』に描かれてきたものから分化した変容であると見られています。 訥言は土佐光貞に土佐絵を習っており、体色の違う容相の進化系統のつながりが少しうかがえます。
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